「ネパール・ケナフ代表 サダナ・タパさんを讃える会」並びに「第2回ネパールこどもケナフ環境会議」報告会を開催しました。
11月26日(日)六本木のNPOハウスで上記の会を開催しました。当日は60人を越える参加者があり、同時開催した国内外各地での活動の展示パネル展やケナフ製品の販売会もあわせて盛況に盛り上がりました。
また、アトラクションでは渋谷よしゆきさんご夫妻によるミニコンサートも行われ、8月にネパールで披露したネパール語での「いつまでもこの星が」を歌ってくださいました。
以下に、内容の概要と会の様子を文と写真とでお知らせいたします。
1、ネパールで教育活動を続けているヒマラヤ青少年育英会の吉岡大祐さんから、8月に行われた「第2回ネパールこどもケナフ環境会議」の様子を報告していただきました。会議は2日間にわたり行われました。今年は参加校も23校に増え、会議への参加者も600人を超えたそうです。第1日目は各学校からのケナフの栽培の活動報告。第2日目は各界のゲストを入れての公開パネルディスカッションを行いました。また、今後ネパールの環境改善に向けて活動をしてゆくことを目的とした「緑の少年団」の結団式と声明発表も今回のこども会議で行われました。当日の様子のビデオをDVDにまとめて持参いただいたので、真剣なネパールの子供達の表情がよく伝わってきました。子供達から提案された意見やアイデアは今後の活動にも活かされる事でしょう。
2、KDN(ケナフ・デベロップメント・ネパール)はサダナ・タパさんを中心に活動を行っています。この度「社会貢献財団」から「社会貢献賞」を受賞されました。表彰式は11月20日(月)全日空ホテルで行われました。
サダナさんから、日頃の活動内容や今後の抱負を語ってくれました。今年は政府もあまり手の届かない西部地区でも活動を行ったそうです。交通手段もなく徒歩で訪ねていくしかない地域です。
サダナさんが中学生の頃に、急速に進んだ都市化や産業化のために大気汚染や河川の汚染が進み、サダナさんの家族も呼吸器系の病気に苦しんだそうです。そんな家族の姿を見て、これで私たちの国の目指すべき方向性はこれでよいのかと真剣に考えるようになったそうです。それ以来環境問題に関心を持って改善活動や国際会議などにも出席をしてきました。
ネパールでは環境問題だけでなく、教育普及率問題やカースト制の問題、政治的課題などいくつもの課題が山積していますが、女性の地位が相対的に低く扱われているネパールで、サダナさんのような若い女性がどんどん活躍の場を広げてゆくことが、そのような課題を解決してゆくことに繋がることになるのではと思えました。
3、8月の会議に出席しての感想発表
①国際ソロプチミスト東京ー新宿
・ネパールに支援を開始して5年。その間の経緯とケナフ活動とのかかわりを発表。
・来日したサダナさんに、より日本を知ってもらう為に国内旅行券をプレゼントしてくれました。(東京での滞在中ホームステイの場所を提供してくれている益野さん(JKDO理事)が、富士山を案内する予定です)
②ガールスカウトケナフの会
・3人の高校生が、初めて訪問したネパールという国の文化や風習、そしてこの「こども会議」に出席した子供達の純粋さなど、感じたことや思いを述べてくれました。今日本でも教育に関して基本法の見直しや、受験で良い成績を収める為に、本来必要なことまでも犠牲にしている学校制度の問題などいろいろ矛盾点が取り上げられていますが、物質的には恵まれた国「日本」で育っている彼女たちが、ネパールと日本とを比べたときに、素朴な疑問として「どちらが幸せなのかよくわかりません」という感想を述べていたのが印象的でした。サダナさんへの素敵なプレゼントの贈呈も行われました。
③クラーク記念国際高等学校
・大野先生や佐藤さんが中心になって、恵まれないネパールの子供の里親探しを日本で行い、39人もの子供たちが助かっているとの報告などがありました。
4、その他
・スリランカ支部のプレシャン氏から、支援へのお礼と今後の試験栽培への取り組みの話がありました。
・ベトナム工場の経営責任者である富田氏から、薬品を使わないエコ製紙工場の完成と製品出荷状況についてのお話がありました。
・タイ支部の中島氏からタイでのローゼル栽培や植林活動などの報告がありました。







































